結論
元データ一式、印刷会社の入稿仕様、直す場所が分かる指示、希望する納品形式と期限の五点をそろえるのが基本です。全部そろわなくても、手元にないものを明記すれば、修正で済むか作り直しが必要かを判断してもらえます。
送るファイルは、用途別に3つへ分ける
| 用途 | 用意するもの |
|---|---|
| 修正の材料 | 編集元と必要な画像。フォント本体は配布可能な場合だけ |
| 完成形の基準 | 承認済みPDFや原寸見本 |
| 今回の指示 | 変更箇所、確定原稿、入稿条件、締切 |
どの版が基準か不明な場合は、依頼前に候補を整理します。ファイルを多く送ることより、「どれを基準に、何を変えるか」が分かることが重要です。
依頼用のデータ一式をまとめる順番
- 最新版を一つ決める更新日時だけで決めず、氏名・日付・価格など変更されやすい箇所を画面で確認します。候補が複数なら削除せず、最新版候補と参考版に分けて名前を付けます。
- 修正箇所を番号で示すPDFのページ番号と、上・中央・右下などの位置を添え、変更前と変更後を対にします。画面写真だけでなく文字でも書くと読み違いを防げます。
- 入稿条件を保存する印刷会社の商品ページURL、テンプレート、差し戻しメールをまとめます。分からない項目を自己判断で埋めず、未確認と記載します。
- 納品後の使い方を書く今回だけ入稿できればよいのか、今後も自分で文字を変えたいのかを伝えます。必要な編集性によって適切な納品形式が変わります。
印刷会社へ確認すること
- 受け付けるファイル形式、仕上がりサイズ、塗り足し、カラーモード
- フォントのアウトライン化や画像埋め込みの要否
- 再入稿期限と、再入稿後に納期が変わるか
見積もり前に相談しておきたいケース
- 元データを開けるソフトやフォントが手元にない。
- 複数ページや多数の差し替えがあり、目視確認だけでは漏れそう。
- 印刷会社の指摘内容を読んでも、どの操作が必要か切り分けられない。
相談・再入稿の前に用意するもの
- 元データと配置画像・ロゴ・使用フォントの情報
- 確認用PDFまたは完成見本の画像
- 印刷会社の商品URL・テンプレート・差し戻し文面
- 変更前と変更後を並べた修正一覧
- 希望納品形式と入稿期限
- 再編集の必要性と利用目的
よくある質問
元データがなくPDFだけでも依頼できますか?
可能な場合はあります。ただし文字の置換で済むPDFと、画像化されていて再作成が必要なPDFでは工程が異なります。まずPDFを見てもらい、編集可否と納品範囲を確認します。
ファイルが大きくて送れない場合は?
相手が指定するストレージや共有方法を使い、公開範囲と有効期限を設定します。メールへ無理に添付せず、ファイル一覧も本文に記載してください。