結論

元データ一式、印刷会社の入稿仕様、直す場所が分かる指示、希望する納品形式と期限の五点をそろえるのが基本です。全部そろわなくても、手元にないものを明記すれば、修正で済むか作り直しが必要かを判断してもらえます。

この記事の内容
  1. 送るファイルは、用途別に3つへ分ける
  2. 依頼用のデータ一式をまとめる順番
  3. 印刷会社へ確認すること
  4. 見積もり前に相談しておきたいケース
  5. 相談・再入稿の前に用意するもの
  6. よくある質問

送るファイルは、用途別に3つへ分ける

用途用意するもの
修正の材料編集元と必要な画像。フォント本体は配布可能な場合だけ
完成形の基準承認済みPDFや原寸見本
今回の指示変更箇所、確定原稿、入稿条件、締切

どの版が基準か不明な場合は、依頼前に候補を整理します。ファイルを多く送ることより、「どれを基準に、何を変えるか」が分かることが重要です。

依頼用のデータ一式をまとめる順番

  1. 最新版を一つ決める更新日時だけで決めず、氏名・日付・価格など変更されやすい箇所を画面で確認します。候補が複数なら削除せず、最新版候補と参考版に分けて名前を付けます。
  2. 修正箇所を番号で示すPDFのページ番号と、上・中央・右下などの位置を添え、変更前と変更後を対にします。画面写真だけでなく文字でも書くと読み違いを防げます。
  3. 入稿条件を保存する印刷会社の商品ページURL、テンプレート、差し戻しメールをまとめます。分からない項目を自己判断で埋めず、未確認と記載します。
  4. 納品後の使い方を書く今回だけ入稿できればよいのか、今後も自分で文字を変えたいのかを伝えます。必要な編集性によって適切な納品形式が変わります。

印刷会社へ確認すること

  • 受け付けるファイル形式、仕上がりサイズ、塗り足し、カラーモード
  • フォントのアウトライン化や画像埋め込みの要否
  • 再入稿期限と、再入稿後に納期が変わるか

見積もり前に相談しておきたいケース

  • 元データを開けるソフトやフォントが手元にない。
  • 複数ページや多数の差し替えがあり、目視確認だけでは漏れそう。
  • 印刷会社の指摘内容を読んでも、どの操作が必要か切り分けられない。

相談・再入稿の前に用意するもの

  • 元データと配置画像・ロゴ・使用フォントの情報
  • 確認用PDFまたは完成見本の画像
  • 印刷会社の商品URL・テンプレート・差し戻し文面
  • 変更前と変更後を並べた修正一覧
  • 希望納品形式と入稿期限
  • 再編集の必要性と利用目的

よくある質問

元データがなくPDFだけでも依頼できますか?

可能な場合はあります。ただし文字の置換で済むPDFと、画像化されていて再作成が必要なPDFでは工程が異なります。まずPDFを見てもらい、編集可否と納品範囲を確認します。

ファイルが大きくて送れない場合は?

相手が指定するストレージや共有方法を使い、公開範囲と有効期限を設定します。メールへ無理に添付せず、ファイル一覧も本文に記載してください。