結論
2026年9月1日時点で、MicrosoftはMicrosoft 365版Publisherを2026年10月1日以降利用できなくし、永続版のサポートを同年10月13日に終えると案内しています。今のうちにPUB原本を保全し、全ファイルを確認用PDFへ書き出し、画像・ロゴ・フォント情報もまとめます。PDFは見た目の保全には有効ですが、将来の編集原稿の代わりにはならないため、重要データは別ソフトへの再制作計画も立てます。
利用形態ごとの終了日を確認する
| 利用形態 | 2026年9月5日時点の案内 |
|---|---|
| Microsoft 365のPublisher | 2026年10月1日以降、利用できなくなる予定 |
| 永続ライセンスのPublisher | 2026年10月13日にサポート終了。以後の使用には更新・サポートがない |
どちらの場合も、開けるうちに印刷用PDF、参照用PDF、編集元と素材を整理します。PDFを書き出せたことだけでなく、全ページの内容が欠けていないか確認してください。
自分で確認・修正する順番
- PUBファイルを棚卸しするPC、外付け媒体、OneDriveなどで拡張子.pubを検索し、使用中、保管のみ、重複、破損疑いに分けます。ファイル名だけで判断せず、可能なうちに開いてページ数と表示を確認します。
- 原本と関連素材を保全するPUB原本を上書きせず複製し、配置した写真、ロゴ、表、文章原稿、使用フォント情報を案件フォルダーへまとめます。再印刷日、仕上がり寸法、印刷会社もメモします。
- 確認用PDFを書き出すMicrosoft公式の現行手順でPDFへ保存し、全ページを開いて文字、画像、ページ順、寸法を確認します。ファイル名に版と作成日を付け、PUBとPDFの対応が分かるようにします。
- 将来の編集方法を決める今後も更新する印刷物は、Word、PowerPoint、Canva、Illustrator、Affinityなど用途に合う環境で再制作します。単なる形式変換では配置が変わる可能性があるため、優先度の高い原稿から人の目で照合します。
印刷会社へ確認すること
- 過去のPDFをそのまま再印刷できるか、現在の仕様との差があるか
- 将来の差し替え時にPDF修正を受け付けるか
- 以前の注文データや校了見本を保管しているか
専門家へ頼む境界
- 重要なPUBファイルが大量にあり、期限までの棚卸しとPDF化が間に合わない
- 元画像やフォントが不足し、PDFと見比べながら再制作する必要がある
- 定期更新する帳票や販促物を別ソフトのテンプレートへ移行したい
相談・再入稿の前に用意するもの
- PUBファイル一式とフォルダー構成
- 正しい見た目が分かる現物または既存PDF
- 配置画像、ロゴ、文章の元ファイル
- 今後も更新する原稿の優先順位
- 使用予定の後継ソフトと納品希望形式
- 過去の印刷仕様、仕上がり寸法、注文履歴
よくある質問
PDFだけ残せば将来も文字を直せますか?
閲覧と再印刷には役立ちますが、元のテキストボックスやリンク画像を保った編集原稿とは異なります。更新頻度の高いものは別ソフトでの再制作を勧めます。
永続版Publisherなら何もしなくてよいですか?
Microsoftは永続版のサポート終了も案内しています。動作を続けられる場合でも、将来のOS・端末移行や担当者交代に備え、原本、PDF、素材を保全しておく方が安全です。