結論
注文商品の仕上がり幅×高さを示し、必要な上下左右の塗り足し、安全域、PDF外形、トンボの要否を別々に聞きます。折り・角丸・穴・綴じがある場合は加工後の危険域も追加します。自分のPDF寸法と画面画像を添えると、抽象的な回答を避けやすくなります。
「サイズ」は3つを分けて伝える
| 伝える数値 | 質問の例 |
|---|---|
| 仕上がり | 切った後の幅と高さは、この寸法で合っていますか。 |
| 塗り足し込み | 四辺に指定幅を加えたデータ寸法で作りますか。 |
| PDFの外側 | トンボを含むPDF全体の寸法と、仕上がり領域はどう設定しますか。 |
例えば91×55mmに四辺3mmの塗り足しなら、塗り足し込みは97×61mmです。ただし、トンボの外側まで含めたPDF全体の寸法とは限りません。
寸法の聞き違いを防ぐ確認手順
- 寸法を実数で書く商品呼称だけでなく、仕上がりの幅×高さ、縦横、片面・見開き、データ上のPDF幅×高さを書きます。単位を統一し、拡大版で作っている場合は縮尺も示します。
- 線を画像で示すテンプレートの該当箇所を切り出し、仕上がりと思う線、塗り足しと思う線へ矢印を付けます。テンプレート名と版数が読めるようにし、機密デザインは隠します。
- 五項目を分けて聞く①仕上がり寸法、②各辺の塗り足し、③重要要素の安全域、④トンボ、⑤期待するPDF外形を番号付きで聞きます。冊子なら単ページか見開きかも追加します。
- 加工固有の範囲を追加する角丸半径、穴中心、折り線、ミシン目、綴じ側、カット線から重要要素を離す距離を聞きます。一般の断裁安全域だけでは加工との干渉を防げません。
印刷会社へ確認すること
- 注文サイズに対する正しいPDF外形と、塗り足しを含むか
- 文字・ロゴを仕上がり線および加工線から離す推奨距離
- テンプレートのガイド・トンボを最終データへ残すか
専門家へ頼む境界
- 回答された寸法へ合わせると背景や文字を個別に再配置する必要がある
- PDFしかなく、仕上がり線を変えると重要要素が切れる
- 冊子・折り・変形断裁で全ページの基準線を作り直す必要がある
相談・再入稿の前に用意するもの
- 商品URL
- 仕上がり寸法
- テンプレート名
- PDF寸法
- 線へ注釈した画面画像
- 加工仕様
よくある質問
自分のPDFを送れば正しい寸法を教えてもらえますか?
事前データ確認に対応する会社なら可能な場合があります。一般窓口ではデータを開かないこともあるため、確認範囲を先に聞きます。
安全域の数値どおりなら文字は絶対切れませんか?
推奨域はリスクを減らす目安です。断裁・加工精度と重要度を考え、必須情報はさらに余裕を取ります。